「ふー。今日はここでお昼寝しよっか、カーくん」
「ぐー」
「それにしても良い所をみつけたよね?こんな紅葉が綺麗な所を見つけるなんてさ。」
アルルは昼寝をする場所を探していた。
そこでたまたま、紅葉の生っている木を見つけたのである。
「騒がしいと思ったらお前か。」
上の方から声がする。
アルルが見上げてみると
「シェゾ!」
木の枝の上にシェゾが乗っていた。
「シェゾもお昼寝をしに来たの?」
「お前と一緒にするな、俺はここで読書をしていただけだ。」
シェゾは木の枝から降りて言った。
「ねぇ、“していた”って事はもう読書は終わったの?」
「まあな。」
「じゃ、ボクと一緒にお昼寝しよ?」
「なぜ、お前と一緒に寝なきゃならん。」
シェゾがふと目をやるとアルルは今にも泣き出しそうだった。
「ちっ、仕方ねぇな。わかった。」
「ホント!?わーい!」
「うるせぇ!寝てやるから、お前もさっさと寝ろ!」
「うん!」
アルルはシェゾの頬にそっとキスをして寝る。
そして、シェゾはそんなアルルに赤面する。
そんな二人を愛でるように秋風が吹く。
fin
あとがき
アレインさん、誕生日おめでとう!
まだ少し早いですが、小説を書かせて頂きましたー!
そして、書いてる内に恥ずかしくなってきたというのは、秘密です(秘密になってない!)
こんな駄文でよろしければ、どうぞ貰ってやって下さい!
あ、お持ち帰りアレインさんのみです。
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